悲しくなったり、愉快になったり、持ち上げられたり

 昼間の仕事で、揉め事を起こしてしまい(っつーか、先に喧嘩売って来たのはアッチだ!)落ち込んでいたけど、土曜のライヴで着る服を着てみたら、思ったより可愛くてちょっと機嫌よくなった。しかし、腰が完治しなくて困る。長い時間、立ってられないよ。優先席を譲られたいレベル(苦笑)。

 昼にいつものカンボジア料理店『アプサラ』へ。今日は混んでいたのでカウンター席へ。ふと見るとキッチンの入口にこんな文字が並んでいた。

   じかんを まもらない ひとは にんげんじゃない
   ねぼうをするひとは あさのてんきが わからない

 (あれ? もう少し長い文章だったような……)読んで、思わず笑ってしまった。

「その文字、誰が書いたんです? お姉さん?」
「ハイ。コレは、私の好きなコトバ。タイは朝が1番イイ天気。涼しくてイイ。昼は暑いですネ。朝に起きてナイはソンですネ」
「ああ。そういう意味か。それなら、日本には《早起きは三文の得》って言葉がありますよ。」
「ここに書いて、いいですか? 全部ひらがな」
「ハイハイ。早く起きて仕事を始めると、ちょっと得するよ、って意味。三文って言うのは、日本の古いお金で、“ちょっと”って事」
「タイでは、忙しいはお金持ち。日本は違うね」
「あー。《貧乏暇なし》ね。それは謙遜に使う事が多いかな。謙遜、解ります?」
「ワカラナイデスー」
「謙遜は、日本の美しい心の事。自分を相手より悪く言う事で相手を褒める事」
「へー。ケンソン……」

 それから、キッチンの男の子の妹の結婚式をみんなで見た。ハイ、これは昼休みの話。もう少し見たそうにしながら帰り支度をしていたら、「今度来た時、また見てもイイデスヨ」って言われた。

 夕方になって、派遣元のお調子者営業S森が、契約更新の書類を持ってやって来た。サインが終わって、S森がニヤニヤしながらこう言って来た。

「やすのさん。成績、凄いらしいじゃないですか!」
「全然、そんな事ないですよ(謙遜ではなく)」
「なんか、こまちさんの対話を録音して、共有しようって話があるって聞きましたよ。やー。僕は、前からこまちさんには《ナチュラルタレント》の素質があると思っていました!」
「まさか! その話は私じゃないですよー。昨日も怒られましたし……(略)」
「それはたぶん、そのお客様はやすのさんから説明が聞きたかったのに、人が変わったのが気に入らなかったんじゃないですか? そう言う事ってありますよ! あぁ、やっぱり、やすのさんだなぁ。やるなぁ!」

 ホント、お調子者S森は何を言ってもヨイショだから反応に困るけど、落ち込んでいたから、ちょっと助けられた。

 夜のカラオケ自主連は1時間にしてみた。1時間だと結構集中して出来ていいね。今日はカラオケ館に行ってみた。30分単位で30円ほど安かった。利用時間1時間だから60円差。うーん 金曜の夜で混んでいた為、カラオケの機種が選べなくて、歌広場とどっちがいいかって判断しかねる。またボチボチ行って考えよー。

 明日天気になーれ!