ディスコへ

 仕事の帰りに待ち合わせして、nさん、aさん、Sさんと'80sコンセプトの40〜50代向けのディスコ、六本木NABANAへ行ってみた。割引券で20時までに入れば、1000円で飲み放題、ビュッフェ食べ放題というリーズナブルさ。六本木駅からもほど近く、全く謎。安すぎる。

 '80sのソウルミュージックってあまり馴染みがない。始めはBPMの遅さにビックリしたけど(100〜120くらい?)、だんだん慣れて面白くなった。私から見ると、ステップと呼ばれる決まった振付けで踊る人達は、Perfume Nightなどで彼女らの振付けをまねて踊る人たちとダブり、サタデーナイトフィーバー風のダンスは、秋葉原系のライヴで見かけられるヲタ芸の人たちとダブった。みんな楽しそう。そして、私も楽しかった。

 踊りながら私は、(以前はもっともっと他ジャンルの人たちと交流していたけど、最近はそんなに出歩かなくなってたなぁ)と気付いた。新しいジャンルの場所に立ち入ると自分が新鮮になる。もっとボーダレスに動き回らないとって思った。

 踊ったりお喋りしたりして喉が渇いたので、バーカウンターで頼んだ飲み物が出てくるのを待っていたら、「あれ? ミホちゃん?」とベロベロに酔った男に声を掛けられた。「違います」と、かなり冷やかな表情で返してしまったが、アレはよく考えてみたら、ナンパだったのかも知れないね。40〜50代向けだから、私も若い人なんだろうなぁ。