その優しさが不気味だ
今朝、ノートPCの調子が悪く、立ち上がらないで右往左往していたら、魔女Hがやってきて、にこやかにこう言った。「無線カードの挿し方が緩いんじゃないかな? 強く押し込んで試してみたら?」。……こ、怖い。その優しさが不気味だ。何を企んでいるのか。今日は、いつもの2倍くらい働いてたし……(私の仕事量の半分以下だが)。とはいえ、8時間のうち、総休憩時間は2時間半を下る事はない。そして、それを注意すべき上司は席におらず、休憩室のTVの前で真央ちゃんの演技に釘付けだったりするのだ。
夕方、トイレに篭っている魔女にSさんが「どうしたの?」と尋ねると、「S♂さんが臭くて気持ち悪くなっちゃったんです。新鮮な空気を吸ってきていいですか?」なんて言って、何処かへ行ってしまった。この女は! 毎日毎日新しいサボる口実考え出すなんて、全くもって凄いわぁ。キャラ濃すぎ。
最近、魔女Hを姉貴の初期の作品、『お嬢だん』の白井麻子に見えて来たりもするんだけど……、でもさぁ、麻子は23才だから良いのであって、43才じゃあただのホラーだよ!
- 作者: 中尊寺ゆつこ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1997/07
- メディア: 文庫
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