「けっこんぴあ」「おひとりさまの老後」を購入

おひとりさまの老後

おひとりさまの老後

 明日の仕事の為に、雑誌「大人婚」「けっこんぴあ」、書籍「おひとりさまの老後」を購入。明らかに前2冊が仕事用。なんだか普通の雑誌の間にエロ本挟んで買うみたい(苦笑)。レジで会計をしてもらっている途中にそれに気が付いて、「違う! 別におひとりさまだと言う事を恥じてなんかいないんだ!」と口に出して言いそうになったけど、その方が余計変だから黙っている事にした。


 見る人が見たら解るのかも知れないけど、私は本当に今、生きているのに必死だ。しかし、必死だと言う事を自分で理解する事が出来るくらいの余裕は出て来た。去年の今頃だったか、母親に、「心の両足を切断されたから、歩く練習をしている所」と説明した事があって、それは何気なく言った言葉だったけど、今思い出しても、今の自分にしっくり来る表現だと思う。今の私は早足では進めないんだもの。


 「おひとりさまの老後」は、“ひとりで暮らして、ひとりで死ぬ”流れについて、明確かつ、美しくなく、実用的に書かれていると思った。読んでいて力が湧いて来る感じ。こんな状態だが、私は“老後”と呼ばれる年齢まで生きるんじゃないか、と思っている。自殺をしようとする自分と、それを必死に止める自分。日常の闘いの他に、自分の中の闘いもあって、全く眠れない状況だった時期もあったが、それはもう過去の話だと思っている。無くなってしまった両足はもう生えてくる事は無いみたいだけど、「上手に付き合っていなせるようになるよ」とUが言ってくれた言葉を信じて、希望を持っていこうと思う。(6/29記)