コートドールへ春のホワイトアスパラを食べに

 露地物ホワイトアスパラ狂の一人である新木さんと、ヘアメイクの東さんと3人で、白金高輪のフレンチレストラン、コートドールに行って来た。


食べログ.com
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13001681/
◆誰もが絶賛するこの店の魅力とは? コートドールの魅力(All About)
http://allabout.co.jp/gourmet/frenchcuisine/closeup/CU20021109/


 ネット評だけではなく、何人かのコートドールに行った人たちからの評判も良いこの店に足を運ぶのを、私は本当に楽しみにしていた。渡された、そう多くないメニュー一覧を見て、それでも迷った東さんが「コースありますか?」と聞いたのをきっかけに、シェフのお薦めを頼む事にした。「ホワイトアスパラは絶対入れて下さい。一人二本!」と付け加えて……。で、メニューは以下。

●赤ピーマンのムース、トマトソース添え(この店の有名過ぎる一品)
●路地物ホワイトアスパラ ドイツ岩塩と白いトマトソースで
●(ホタテと)オマール海老のテリーヌ 
●エイヒレのソテー
●ホロホロ鶏のグリル
ルバーブのスフレ
●プティフルール(マカロン、フィナンシェ、生チョコ)
カプチーノ
●ヴァン・ブラン(Domaine aux Moines Loire)


 本当に素晴らしかった。急所を突いて、更に正確にグイグイ押してくる感じ。派手さはないけど、じんわり、しっかり、深い感動を与えてくれるような料理。あー、食いしん坊、至福の時だった。


 私は占いをあまり信じる方ではないけど、自ら「典型的なB型男」を自称する東さんの独演会状態だった。よく喋る喋る。隣の席が空いていて良かったと思った。そんな風に少々ヒヤヒヤさせられながら、癇に障る一歩手前の所まで踏み込んでくる間合いの取り方は感心する。私には絶対できない処世術なのではないか、と思った。