来週の今日

 いよいよイヴェントが一週間と迫って来た。昨日は衣装の仮縫いをしたよ。やー、やー、やっぱ、自分の身体で1番気になる所についつい眼が行ってしまうものですなぁ。私の場合、それは何処かと言うと、背中です。腰から背中にかけての所。ヤレヤレ、ですわ。

 しかし、仮縫い不要かと思ったけど、やって良かった。伸びる布だったので、緩めに仕上がってて、3cm詰める事になったよ。デブ(って程でもないが)は、ゆったりした服よりピッタリ目の方が痩せて見えるのだ!

 隣の事務所にいた、新木さんが「その衣装なら……」と、演出の提案をしてくれて、おお! 成る程、と思ったのです。今夜のリハで提案してみよう。

 そして、昨日は『双子のゲーム3』で披露して貰う、コンタキンテさんのネタを決めた。「これまでも、康乃さんのイヴェントでは康乃さんがセレクトしたものを演ってきたので、今回もその方が良いと思います。これも一種のイヴェント演出だと思いますから」と言われ、投げられてしまったので、ウンウン唸りながら3本決めた。「貞子の部屋」、「宅配便」、「卒業」。どれも風刺たっぷりで、笑いと苦笑の連続。

 特に私が好きなのは「卒業」で、マゾヒストの男が女王様の結婚引退を、苦しみの中で祝う、と言うネタ。さんざん笑わせて貰いつつ、泣けてもくる。私は2回見たけど、2回とも切なくて泣いてしまったよ。これは、コンタさんの演技力の成せる技だと思う。しかし、このネタを見た人は、「これで康乃は泣いたのか」と思うかも知れない。本当に変態なネタだから(苦笑)。まぁ、コンタさんのネタは1/2以上の確率でド変態ネタだよね。だけど、その偏りは、誰にでもある要素の誇張や凝縮に過ぎない(誇張でなく、そのままの人も居ると思うけど)。だから、きっとみんな小さく、もしくは大きく頷いてくれると思うんだなぁ。