女の子っぽい

 昨日、DEMELに行く前にアインズ&トルペ原宿クエスト店で、映画『さくらん』とJuicy Jewelがコラボレートして出来たフレグランス、「さくらん」(参考:http://depart.livedoor.com/special/feature_content&id=16958.html)をムエット*1した。最近、事ある毎にAと、「映画のコンセプトとボトルが可愛いよね。買おうか迷うけど、香りを試してから買いたい!」なんて話をしていたので、帰ってきて早速Aに連絡。

 「原宿のドラッグストアの前に『さくらん』あったから、ムエットしてきたよ」
 「えー。さくらん、ムエッとした香りなのか、ちょっと好きじゃなさそう」
 「違うよ。試し吹きしてきたんだよー」
 「あはは。なぁ〜んだ。どうだった?」
 「ドーリードーリーに似てると思った」
 「あぁ、アナスイの。甘い香りだなぁ」
 「そうだね。甘かった。女の子女の子した香りだと思ったよ」
 「そうかぁ。私、普段使いがブルガリのベビーか、Diorのファーレンハイトだからなぁ」
 「ファーレンハイト! 大好き! ファーレンハイトを付けてる男の人と付き合うのが夢。Aちゃんは、やっぱイイ男だわ!」
 「はは(苦笑)」
 「じゃぁ、ちょっと『さくらん』は好みと違うかもね」
 「なるほど。ありがとう」
 「普段使いかぁ。最近はもっぱら、PRADAかYSLのパリ。何気にパリは13年くらい使いつづけてるなぁ」
 「私、ファーレンハイト1年ちょっとかなぁ。10年以上使ってるなんていいね」

 パリがいつ発表のパフュームだったのか思い出せない。検索しても、“パリ”なんてありきたりの名前では、莫大な関係の無い資料まで引っ張ってしまう。おまけに2004年には妹商品、パリ・プルミエール・ローズが発表されたりして紛らわしい。本棚の奥を探せば、当時の香水紹介本が出て来るかも知れないけど、今はやりたくないな(苦笑)。記憶に無いけど、私はプルミエール・ローズを試嗅したのかな。

 Aと「今度、香水小分け交換しようね♪」って、盛り上がって話しを終えた。最近、女子っぽい話が本当に楽しい。10〜20代は、全然興味が無かった女だけが集まる偏った食事会も、自分で企画してまで集まったりするようになった。「悪いけど、アンタの人生っておもしろい!」と言われ、なんだかなーと(苦笑)。そんなには面白くないよ!

 引越して4ヶ月経つが、まだ5人くらいにしか「遊びに行ってもいい?」と言われない。まぁ、私が家に全然居ないのをみんな知ってるからなんだろう。そういう事にして置こう。……とか書きつつ、この間「絶対来ないで!」って言ったのを思い出す。そして、つい1週間くらいの間に、男2人にも「部屋に来ないで!」って言われた……。まぁ、「今、行っていいよね!」って言ったからだと思うけど。後で、ちゃんとフォローメールくれたTとK。有り難う。全然傷付いてないよ。うろたえた声が本当に面白かった! あ、このエピソードは全然女の子っぽくないね。

*1:ムエットとは、フランス語で《細長いパン》という意味。香水売場では、店頭にある細長い香りを試す紙を指す。これにパフュームやフレグランス付けて、時間の経過によって変わる香りを試す。難点は、温度による香りの変化が分からない事。