ライヴまで、後2日

 と言う事で練習してきました。ここの所、2回続けていつも使っているスタジオの予約が取れないのです。年末で混んでるのかなぁ? ……いや、そうでも無さそうですけど。

 TCの仕事の後、事務所の仕事をしていたのですが、キリの良い所が早めに来てしまったので、早く事務所を出たら、スタジオに30分も前に着いてしまいました。受付にいたひょろっとした男の人に、「ご予約のお名前は?」と訊かれたので、「松村です」と答えました。「松村……謙一郎様……ですか?」「はい」「松村謙一郎……」「はい。……何か問題でも?」「いえ……」「……は! 私の名前じゃないですよ。まぁ、時々間違えられますけど」「いえいえいえ。ちゃんと女性に見えますよ。もし、仮に男性だったとしても、その恰好をしているなら、女性の名前で予約しますよね」なんて、他愛のない会話をして過ごしました。予約時間の5分前になっても松村君が来なかったら、受付の人は「相方さん来ないですねぇ」と言い、「あー、漫才師じゃないんだから、相方は無いか」と笑いました。いや、相方って呼んでますし、むしろ漫才ユニットになれたらいいのにと個人的には思っているので(個人的になら問題ないよね。あぁ、MCを長くやれたらなー)いいのです。

 鏡が部屋の半分にしかなかったし、私も結構疲れていたので、省エネモードで練習しました。途中、『インターナショナルクラインブルー』を関係ないけど歌ってみました。松村君が、「このオケ、私が作ったんだっけ?」と訊くので、「SIMONさんだよ」と答えると、「いやー、いつの間にこんなに上手くなったんだろうって思った」と力無く笑っていました。松村君も疲れているようです。風邪も全然治ってませんでした。

 この間、胡摩ちゃんの所に衣装を取りに行った時、「痩せた?」とみんなに言われ、昨日は事務所で新木さんにも言われました。体重は別に減ってないと思うんですが、油断していたので、頬が痩けてきてしまったんでしょう。ううむ。ヤバイ。貧相な顔はいけません。……鶏肉、かな〜。あ〜、後、貰ったコラーゲンが大量に戸棚に入っているのでした。飲まなくては。「私が痩せたら、康乃さんは太って貰わないと、平均が取れないよ」と松村君は笑うのですが、最近、本当に美味しい物を食べる機会が少ないのです。与えられた物を食べる毎日。食費がかからなくて良いのですが、食に対する欲求が、どんどん減っていってしまうのが難なのです。「(いつもろくな物、食べてないんだろう?)奢ってあげるから、好きな物を言ってご覧」とか言われても、全く思いつかないのです。更に美味しい物を食べる機会を逸しています(苦笑)。問題だなぁ。

 昨日は、練習の後にCafe Sushi(http://r.gnavi.co.jp/b346900/)でご飯を食べました。店内は、米軍基地の側の寿司屋みたいな雰囲気。NYのトライベッカとかまでは行ってませんでしたけど(苦笑)。でも、こぢんまりとした落ち着いた店でした。私は最近いつも、「次の日、5時起きだから」と言って、飲まなかったんですが、今日は8時起きで良かったので、ビールを2杯も飲みました。2杯飲むって何ヶ月振りかなぁ。お料理も美味しく楽しくいただきました。

 まぁ、そんな楽しい雰囲気が一転したのは、帰りの東横線構内でした。その前のエレヴェーターでも一緒だった酔った白人男性(松村君は「あの男、もの凄く酒臭い」と言っていたのですが、私はそんなに感じなかったんですよね。やっぱり、いつもより沢山飲んだからかな)が、女性に暴力をふるったのです。「私ハ何モシテマセン」と言って車内に居座る男を、下ろすのに手間取り何分も遅れる特急電車。「Get off! Get off!!」「迷惑なんだよ! 早く引きずり下ろせ!」と怒鳴る車内。弱腰の鉄道警察。「何もしてないじゃないよ。殴ってたよ。見てました。証明します」と声を出したのは、松村君だったのです。おー。「誰かが言わないと、どうしようもならなさそうだったからね」と。凄い。かっこいいー。その後、私達の前に立っていて暫く一緒にお喋りをしていた20歳くらいの二人組女子が「タイーホ!」と口に出して言ってました。タイーホって書き言葉じゃないのか(苦笑)。松村君はその言葉に必要以上にうけてましたが……。

 後で聞いた話によると、警察に付き合って、松村君が解放されたのは4時ちょっと前だったそう。ううむ。名前書いて、裁判が起きた時に証明します、みたいな感じで終わるのかと思っていたら、そうじゃなかったんだ。どこかお粗末な香りがしますが……。

 (強引ですが)そんなジュモー・オプセーヌのライヴまで、後2日(笑)。因みに、明日がジュモー結成5周年記念日です。めでたいなぁ。