『踊る赤ちゃん人間』発売記念ライブ THE・仲直り!大槻ケンヂと橘高文彦

 おっきいゆきちゃんがやってる仕事関係で、おーけんと橘高さんがライヴをやると言う事を聞き、早速予約して行ってきた。この間やった、空手バカボンの復活ライヴに行けず、ちょっと悲しんでいたのだけど、まず行けただけで満足した。


 先週先々週と、仕事が全くなかった日はなかったので、家事がメチャクチャ溜まっていたのである。溜まっていたのに、なんだか昼間から飲みたくなってしまい、飲んだお陰で眠くなってしまい昼寝。お陰で色々な事が押してしまう。16時半には恵比寿に行こうと思っていたのに、1時間以上も遅くなってしまった。そして、前日寝ぼけながら、その時間に待ち合わせの約束を私はしていたらしい(非道い)。覚えがあれば、途中で連絡をしたり、何かしらの対策を講じる事が出来たのに、忘れていたので、結果、彼らを1時間待たせてしまった。しかも、現れてすぐちゃんと謝らなかったり……(苦笑)。今更ですが、ごめんなさい。

 開場時間よりも40分くらい経っていたので、すっかり会場は満員御礼状態。オールスタンディングで、ぎゅーぎゅー。そして、大きな男の人ばかりで圧倒された。ヒールを履いてきたが、前が見えるだろうか……。

 開演予定時刻より15分程押し、河合奈緒子の『けんかをやめて』が流れると、メンバーがステージ上へ。「あぁ、こういうセンスだったよなぁ」と、本当に懐かしい気持ちになった。いつから、おーけんのライヴに来て居ないんだろう。って言うか、姉貴無しで、おーけんのライヴに来る事はなかったんだ、と気付く。そうだ、いつも楽屋側から入ってたんだ。色々と思い出が蘇ってきた。そして、同じフロアに居るゆいちゃんの言葉を思い出していた。「亡くなってしまった人の事を心で整理できるようになるのは、それまで一緒に過ごした時間と同じくらいかかるんだと思うよ」って。私は姉貴から色々な物や思い出を貰ったけど、果たして、私は妹にどれだけの事をしてあげられているんだろう。時々掛かってくる電話での質問に答える程度だ。

 フロアの客が一斉に前に詰めた。私達は一瞬取り残された。たすく君が、「同じテンションで、一緒に前に詰めるべきでしょうかね」と訊き、松村君は「いやぁ……(苦笑)」と答えていた。私は、ちょっと考えてから前に詰める事にした。曲は古い曲メインで、1/3くらい知らない曲だった。でも、超盛り上がって騒ぎまくったので、大汗かいた。楽しかった。

 アンコールの最中に、内田さんと本庄さんが入ってきて、わっかり安い茶番劇を始めた。全員棒読みだったので、橘高さんは苦笑苦笑だった。まぁつまり、筋肉少女帯復活(http://eee.eplus.co.jp/king-show/)って話。本格的に復活……というのは、嬉しいような、でも、何かが壊れてしまいそうで、ちょっと不安なような、変な気持ちだった。