ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

 映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観た。監督が代わったので、部分的に「それを綾波にさせないで」とか「それをアスカがするのか」とかあったけど、周囲の評判通り、感動的な収め方だった。見終わって爽やかな気持ちになった。

 劇中の、シンジを諭すミサトの台詞に、「私も父親を赦そうか」という気持ちになりかけた。シンジに自分を重ねて見る人は多いと聞く。私とシンジに似た部分は皆無だと思うが、何となく共感した。「ヱヴァンゲリヲンの登場人物は戦艦の名前がついた人が多いね」と言われ、友人に「『船長の話』(私が幼少の頃の父との思い出を書いた話)が好き」と言われた事を思い出した。

 公開からまだ大して経っていないが、周囲にはこの映画を既に複数回観ていると言う人がざらだ。大大ヒットになるんだろうなー(なってるか)。