「そうですけど違います」

 私が「沖縄料理食べた〜い」と言ったので、id:eri-wちゃんたちが「じゃ、沖縄料理を食べる会をやりましょう」と誘ってくれ、昨夜は青学裏のRyukyu Chinese Dining Tamaにご飯を食べに行った。「琉球なんか中華なんか、どっちやねん?」とつっこみたくなる店名だが、メニューを見ると納得(しかし、一目でどんな雰囲気なのか分かる店名と言うのは、大切だと思う。ネットショップに関連する仕事をしていてつくづく思う。この仕事を始めたばかりの頃は、何とも思っていなかったけど、私もいつかネットショップを開きたいな、と今は思っている。仕事と言う事で、何万円もするセミナーに無料で参加出来たりするのを、「いつか自分の為に役立ててやるぞ」なんて思って受けている)。


 私は定時で終わったので、約束の21時まで時間があったので、渋谷のジムにて一汗流す事にした。いつも行かないジムの器具は、圧が違うので不思議な感じ。どれも軽く、体温を上げ汗をかく為にはかなり早く動かさなくてはならず、周りの華奢なお姉さんたちとは全然違うペースで、はたと我に返った時、おもわず苦笑してしまった。


 労働し、運動の後のオリオンビールは本当に美味しいね。最初に出て来たパクチーサラダに胡麻油とラー油が使われていて、とても合った。料理は媚びない感じの味付けで、本当に美味しかった。遅れて来た松村君が席に着くなり「いやー、驚いた!」と言った。このTamaと言う店が、松村君が渋谷に住んでいた頃に通いまくっていた店の料理長さんが独立して持った店だったと言うのだ。入り口で入るなり、それに気付いた店主の玉代勢(たまよせ)さんが、「あっ、松村さんですよね?」と声を掛けたらしい。


「あっ、松村さんですよね?」
「いや、松村で予約はしていない筈です」
「いやいや、松村さん、ですよね?」
「いや、そうですけど、違います」
「だから、松村さんですよね? 玉代勢です!」
「……え? あ! ああ! お久しぶりです。気付きませんでした」


 eriちゃんのお母様の行きつけの店らしく、紹介して貰って行ったのだが、面白い偶然もある物だなー。帰り道、「また来ようねー」と話し合った。