きっとそれは普通の事

 「君は大丈夫じゃない時に『大丈夫』って言う癖があるんだねぇ」と言ってUは笑った。「後、他にも最近気付いた事があるんだよ」と、よく当たる占い師の様にUは話し続けた。色々言い当てられて、恥ずかしい気持ちも沢山あったけど、何だかホッとした。メールでのやり取りで、勝手に一方的にこじらせていた関係が解消出来て良かった。話すって大切。

 「単なる言い訳になる話は言えない」と思って、Nちゃんに話せずに居た事を、丸一日かけて悩み抜いて、やっぱり誠実に真っ直ぐに話す事にした。帰って来た返信は、驚くほどにシンプルで、「私もどうしてそれを試さなかったんだろう」と言う内容だった。話して良かった。

 松村君に相談して、再インストールしたiMacはすこぶる調子がいい。いつも、ありがとう。松村君! 今日は、いつになく爽やかな私♪

 そんな爽やかな今夜の私は、銀座アショカで夕食を食べて来た(ちなみに昨日は、吉祥寺で朝日美穂さんのイヴェント『チョコパニック』へ。素晴らしかった。特に最後のセッションが素敵だった。ちょっとグラついてもいたけど(苦笑))。アショカの料理は、事前ネット調査によると、インド料理の中でも高級なレストラン食を出し、美味しいが“都内一盛りの少ない店”となっていたので、少しビビっていたが、値段は予想程ではなかった。味は優しく上品で、油も強烈さも控えめだった。美味しくいただいた。

 そんな料理を囲んだメンバーは、最近頻繁にインドに行っているCさん、元アイドルTちゃん、そしてベンガル風料理人のSさん。こう言ったら何だが、私が間に居ないと、ちょっと出会わない感じの3人であったが、1秒の沈黙も無い程、話に花が咲いた。楽しかったし、為になった。美味しい物を食べながら、好奇心を刺激される会話が出来ると言うのは、本当に贅沢な時間の過ごし方だと思う。仕事は、まあまあって所以下だったけど、今日は万事に感謝をしたくなる様な、じんわりと噛みしめたくなる良い夜だった。もしかしたら、これは普通の事なのかもしれない。だけど、普通って事が一番素敵なんだろうなぁ、なんて思った。浮き沈みの激しさに、我ながら呆れつつも……。


 遅ればせながら、YELLOW(http://www.club-yellow.com/contents.html)が今年の6月に閉店が決定している事をついさっき知った。YELLOWは、私が学生だった約十年前、姉貴と一緒だったり、PartyのInvitation Cardを貰ったりして何度も行った。そうそう、バンドのメンバーとも行ったりしたね。YELLOWの後は何が入るんだろう。楽しい思い出のある場所が無くなるのは、とても寂しい気持ちがするけど、そろそろ変わらなくてはならない時期であるのも分かる。6月までに行けたら行こうかな。