チャミータミー

 昨日は(今日もだけど)全身筋肉痛に苦しんだ。しかし、金曜日のヨガティス体験の感動を相方に伝えるべく身振り手振りで説明していたんだけど、気軽な感じで取ったポーズで激痛に悶え苦しむ、と言うのを何度も繰り返し、相方の失笑を買いまくった。元々、柔道黒帯で、ブラジリアン柔術も行っていた(最近の話だと思ってたけど、2003年なのね)癖に、全然この楽しさが伝わらない様子。そうとう駄目になっているよう(苦笑)。

 「そうやって痛がりながらも楽しくエクササイズを続けて行くうちに、お腹の肉が減るといいなぁ」と言っていると、相方が「私もヤバいんだよ」と。映画館の椅子に座った状態で、試しにお腹を押してみたがそうでもない(しかし、よく考えたら以前に押した事は無かった。振付けの関係で背中は触る事があるけど)。引き換えに押させてみた相方の感想は、「これはヤバい」だった(大苦笑)。「ヤバい」と言った台詞を取り返そうとしたのか、こんな話をし出した。

 『チャミータミーって言葉があるんだけど知ってる? 会社の同僚が、北欧(国名を失念)に出張していた時に聞いた話なんだけど、あちらの国の人たちは、パンツからはみ出て上にかぶさったお腹の肉を全く気にしないらしい。逆にそれがセクシーなんだって。そんなお腹の状態を「可愛いね」と言う意味でチャミー(可愛い)タミー(お腹の幼児語)って呼ぶらしいよ』

 私も最近になって、そういった人のお腹を“セクシー”だと思う感情を持てるようになっていたから、軽くは納得出来た。とは言え、自分のお腹が醜いと思う感情が消え去った訳ではなく、間違いなくそこに残ってる訳だ。いくら相方に「チャミーだよ」と気休めに呼ばれても、結局自分がどう思うかが一番なんじゃないのかなぁ。ペナなんか、「これ以上太ったら死ぬぞ」とドクターストップが掛かってるのに、「まだ痩せてる。もっと太りたいのに!」とか言ってるし(ここだけ切り取ると、摂食障害者みたいだな。違います)。