愚痴を聞いた

 学校での座学が終わって、企業研修中の身です。仕事が終わってもクラスメイトと報告会と言う愚痴大会(私は聞く担当だけど)に参加したりして居るので、なかなかブログを更新出来ないの。

 そんな昨日も私は、愚痴を聞く為に銀座へ赴いたのですが、初めてウエイトレス10名全てがバニーガールと言うクラブへ連れて行かれました。先生や友人が胸の谷間から出したライターで煙草に火を点けられて居るのを見るのは、なかなか悪くないですね。面白いです。みんな、愚痴を言うのに必死で、周りなんか見ちゃいなかったですが。

 銀座の中央通りを見下ろすその店には、調律がなってない白いアップライトピアノがあって、手首がフニャフニャな女の子が、ダラダラと毒にも薬にも成らないスタンダートナンバーを弾いて居て、私はピアノに合わせてずっと小さな声で歌ってました。お店にいる間中、何故かずっと「歌いたいなぁ」と思って居て、今思い出して不思議な気分です。最近、あんまり歌いたくなかったからね。

 飲みながら、先生が昔やった密輸や人身Bye-bye、ヤクザに監禁された話をゲラゲラ笑いながら聞いて居たら、友人達に軽く引かれた。まぁ、私も先生がそこまで危ない橋を渡って生きて来たとは予想してなかったけど、みんな今は笑い話でしょう?

 会計の時、先生が利用明細に書いたサインは滅茶苦茶でした。料金は見ないし、領収書は要らないって言うし。なんか久々に豪快な奢られ方したなぁ、と思いました。

 そんな私も、みんなと同じ様に新しい職場で慣れない人達と働いてます。でも、言い過ぎかも知れないけど、今、私は女子高生みたいに甘やかして貰ってます。それは私だけじゃなく、私が配属された会社に来たみんな。籤運良いな、と思うのです。