有難い感想 

 先日曜の『双子のゲーム2』で頂いたお花が、まだ生き生きとしています。切りっぱなしみたいな状態のブーケだったのに不思議です。魔法が掛かっていたんでしょうか。

 「風邪引いたかも〜」とか思いながらも、約束をしていたので、昨日事務所に寄り、新木さんから、当日の記録写真を受けとりました。まだ全員の画像をチェックしてないんですが、プリンセス・プリンが一番フォトジェニックだったかもなぁ(画像)。ブルーの壁の前で、深紅の衣装を着た2人がとても映えています。「いいね。衣装合わせたの?」とタケオちゃんに訊いたら、「そうじゃないんだよー。実はあの衣装、ホモンズのなんだ」と。去年末に10周年を迎えたホモンズ。最近の衣装はグロテスクなのが多いけど、確かに昔の衣装は、可愛いの多いよねぇ。

 いらしていただいた方のブログをいくつか読ませていただきました。カゴのニュアンスさんの日記に貼ってある、東京地震の画像なんですが、ゲストラッパーのMC ナイスさんが真ん中に写っていて、ちょっと笑ってしまいました。そういえば、後で学校の友達Kちゃんに感想を聞いた時、「東京地震の男の人がカッコイイね、って話になったんだけど、ラッパーの人と右側の人(ヒグチさん)とどっちがカッコイイかって、Yちゃんと揉めた」と言われたのを思い出しました(私は「その話に松村君は登場しないのか……」と小さくガッカリしました)。

 さらに脱線しますが、東京地震の「イモニケーション」の中で、「例えば山形! 牛肉醤油! 例えば仙台! 豚肉味噌!」って私的にぐっと来る歌詞があるんですが、凄く早口で映像ももの凄く早いんですよね。アレ、みんなに見えて伝わってるのかな?って勝手に不安になってたんですが、どうなんでしょうか?(笑)

 カゴのニュアンスさんは、出演者全員の写真を載せて下さっていて、尾崎さんのLOVEを作るパフォーマンスの画像も載っています。私は準備の関係で目で見る事が出来なかったのですが、尾崎さん自身も「とても難しかった」と仰っていて、数名の(普段現代美術との接点は薄い)お客様からも「難しい」と言う話を聞きました。理解の範囲を超えるものが目の前に現われた時と言うのは、自分自身を向かい合う事となるのかも知れません。だからこそ、「分からない」とか「その話はしたくない」的な事になってしまうのかも。いい加減な予想ですけど。

 コンタさんの3つのネタについて、正確かつ楽しいコメントが書かれていて、やはり、コンタさんはビシッと締めてるなぁと思ったのです。見るのは2回目となった白鳥の湖は、時間が経ってより自分の芸と落ち着いた感があって美しかったなぁ(新木さんが撮ってくれた写真にも、綺麗な物が多かったです。馬鹿馬鹿しくもありますけど)。このポーズ“アラベスク”時、私はハンディで追っていたんですが、右手でお客さんの肩を持っていたんですね。見えてませんでした。持たれた方もビックリでしょう。

 こまひこさんの日記で、『これが始まる直前にDJブースでターンテーブルにビニール袋のような物をかけていたので、これはひょっとして?と思ったら、思った通りの事が起こったのでございます』と、水を掛ける事は、事前に感づかれていたみたいでした。ネタ的には普通夏にやるものですよね。まぁ、それを敢えて冬にやるのもイイじゃないですか。出演者に濡れフェチのタケオも居るし……と言う事で(苦笑)。

 濡れフェチと言えば、ウエット&メッシー、アンダー・ウオーター、SM等フェティシズム系の作品を100以上出していて、青いっこクラブの一員でもある黄金咲ちひろさんも観に来て下さっていました。やー、綺麗な人だったなー。前々から、コンタさんに“黄金銃”の制作を依頼していると言う噂を聞いていましたが、楽屋で大絶賛して、何度も「絶対に欲しい! お願いします。待ちますから!」と満面の笑みで仰っていました。不思議な感じでしたけど、なんか、凄く心の底から美しい人なんだろうなーと言う感じがしました。しかしウケるなぁ。

 「会場が狭い」という話は、前回も出ていたのですが、案外出不精なので、条件に合う会場が見付けられなかったんですよね。次回、もしも私が企画するなら、もう少し広い所が良いなぁ、と思っています。ステージが高すぎない所が良いなぁ。友実が「上野広小路亭でやればいいのに」って言うけど……、意味不明だっつーの。

 yucoさん(でいいんでしょうか)の日記で、『むしろ「あ〜、SPANK HAPPYって本来こんな感じだったのかも」とか思ったり』と書かれているのを読んで、最初にSPANK HAPPYを観て受けた衝撃がどんな物だったのかを忘れ掛けているのではないか、とハッとしました。最近のジュモー・オプセーヌは、ちょっと自分達に近付けすぎてるんじゃないか、と。それで良ければ良いんですけど、良いのかどうかが問題ですよね(苦笑)。引き合いに出す物がおかしいかも知れませんけど、清水アキラさんの谷村新司さんとか、前田健さんのあややとか、別物じゃないですか……。あぁ、なんか、自分で自分の首を絞めている気がする。


 そんなこんなですが(?)、衣装の評判はとても良くて、嬉しかったです。一人で脱ぎ着出来ないのが難点でしたが……。片づけをして居て、ハッと気付いたら、周りに女性が誰も居なくて慌てました。走り回って、ayabonさんをようやく見付けたのですが(苦笑)。

 あぁ、また熱が上がってきた感じがします。お休みなさい。