『同期の桜』初参加(物販席だけど)

『同期の桜 #9』だった。会場は、最早ホームと言って差し支えない雰囲気の浅草橋ブンガジャン。なんか3ヶ月に2回は行ってる気がする。

 『同期の桜』行こう」と思ったのは、チェルシーホテルでイマヤスさんのMMさんイジリが面白かったから。そして、スキップのお客さんが東京Balletに対してあったかかったから……。後でイマヤスさんのポッドキャストをいくつか聞いたら、凄くたすく君について喋ってるし(つーか、私とたすく君が大阪に行ったことまで話してるし。……そら、会う前から私の事知ってる筈だわ:苦笑)。

 コンビニで差し入れのサッポロビール買ってから会場に着くとM.M.KING 2曲目。MMさんがフロアで暴れたようで、完全なるミステリーサークルがぽっかりと空いていた。今回も会場を荒れ地にしてから次の、ナック&モリーオセロケッツのB:中井さんとG/Vo森山さんのユニット)へ繋ぐ。二枚目の癖に中井さんもちょっとMMさんとキャラ被ってて笑った。森山パパの懐の深さをまた感じた。

 物販になまこちゃんが座っていたので、やぁと声を掛けた。

な「お久しぶりです」
や「えっ。……3日前に会ってるけど」
な「でも、やすのさんにはすぐに会いたいんです。好きだから」
や「は、はぁ」

 まぁここだけ聞くと危険な台詞ではあると思うけど、なまこちゃんからは全然危険な雰囲気はしないので仲良くしてます。

 オセロケッツのベスト版、買おう買おうと思いつつまだ買っていなかったので、森山さんに見つからないよう、なまこちゃんしかいない時にコッソリ買ったのに、MMさんが森山さんにバラすので恥ずかしかった。「まだ買ってなくてすみません(>_<;;!」って言ったら、「ええんよ。ええんよ。嬉しいよ」と言ってくれて助かった。

 スキップカウズは安定の面白仲良しの弾けっぷりだった。このお決まりのやり取りを楽しみにお客さんが来るんだろうなぁ。

 そして、元JIGGER'S SONの坂本サトルさんの弾き語り、凄かった。わーーーっ!って来た。この人は一生歌わなきゃ駄目だ。CD買わなきゃと思って終演後、「1曲目に歌った『僕は試したりしないよ』って歌詞の曲が入ってるCDありますか?」って訊いてライヴCDを買った(『Yellow』と言う曲)。本当に素晴らしかった。

 トリはラブハンドルズ。大阪から来てるファンの女の子も沢山いて、物販テーブルでお話をしている彼女たちの横顔はキラキラしていた。

 片付けをしていたら、森山さんが来て「終電まで打上げいくやろ?」と訊いてきた。もうこの質問が酔っぱらいでウケる。終電前に帰るの当たり前なのに。

 みんなの片付けを待っていたら、完全に出来上がっている顔をしたイマヤスさんが来て、なまこちゃんの頭に齧り付いていた。齧られながら、「し、ししまいー! ししまいみたい!」と叫んでいて笑った。笑っていたら、私も齧られた。「なんか、齧りたくなったから」と訳の分からない言い訳をしていた(後日、イマヤスさん自らモザイクナイトで「ししまいー」の話をネタにしていた)。

 そうだ。Twitterには書いたけど、ナックこと中井さんが、「たすくの友達? じゃぁ変態ってこと? やすのちゃんはあんまり変態っぽくないけど」と癒し系爽やかスマイルで言うので爆笑した。つまり、なまこちゃんは変態に見えるって事か(苦笑)。まぁ、名前が『なまこ』だしな。

 途中から、店の別のテーブルで飲んでいたスクリーンの和久井光司さんがちょっとだけ参加してきた。私は直接お話しした事ないけど、みんなの噂話が面白過ぎるので、必要以上にジロジロ見てニヤニヤしてしまった気がする。まだ、辛うじて、私はその他大勢の中のひとりでいるようで良かった。 

 ラブハンドルズの若林さんの終電が早く、かつ、みんなの台詞から察するに失恋直後だったようで、若林さんの後ろ姿を見送ったら終宴の空気になった。たすく君がいないので(必殺「領収書切ります」がないので)、会計時、今日こそは多めに支払おう、と1万円を崩していたのに、最年長の坂本サトルさんが「男だけ2000円で」とか鶴の一声言うので、またタダ飲みしてしまった。余談だけど、初めて食べた山ちゃんの激辛手羽先は痛かった。もう絶対激辛は食べないぞ、と思った。

 森山さんたちと一緒にいる時、“素”の自分に戻れるみたいに感じる。誰も私の過去を知らない。私の事を理想の中に当てはめない。言葉遣いは少し上下あるけど、みんな横並びの感覚がして開放感があっていい。なまこちゃんと私をみんなに「うちのヴォーカルです」と紹介するので笑った。そう言われると、その場ではそういう事になっちゃうから面白い。

 遠藤さんや和久井さんの前で、MMさんだけはちょっとだけ緊張しているっぽくて面白かった。伝説のロックンローラーも形無しだなぁ。とにかく、ずっと楽しかった。