『イマヤツ義兄弟〜イマフェス外伝の巻〜』ありがとうございました!

 昨日は、スキップカウズの今泉泰幸(イマヤス)さんと、Empty Black Boxのヤツさんが“義兄弟の杯を交わす”のをみんなで見守る会という趣向でした。私はイマヤツ義兄弟のお二人とお会いするのは初めてだったんですが、今回出演した東京Balletのメンバー、リーダーたすく君、森山さん、MMさんが、イマヤスさんの身内みたいな感じの立ち位置で、この毎回メンバーが変わるユニットが居ても、何となく許される空気が漂っていてメチャメチャ楽しんでしまいました。

 とは言え前々日くらいになって、対バンの人たちの事を考え、ちょっとビビったりもして、慌てて毎日ヒトカラ行ったりしてたよ。その甲斐あってか、本番はちゃんと声も出てたと思う。

 
 改めて、出演バンドを出演順に紹介。
(1) イマヤツ義兄弟 ※1
(2) 東京Ballet
(3) Rainy UNGLEBUN ※2
(4) Empty Black Box
(5) スキップカウズ

※1 イマヤスさん+ヤツさん+中尾諭介さん(In the soup)をVoに、森山公一さんとかファミリー的な人たちで当日結成当日解散。
※2 イマヤスさんとbayfmで7年も一緒に番組をやっているおレイさんをVoにするバンド。

 
 初めてまともなリハーサルをしたのは本番3日前の木曜日で、それも21時半からの1時間半くらい。メンバー全員すごい集中力出してウヲオォォってやったんだけど、詰め切らなくて、「じゃぁ、当日の13時から少しやろう」って下北沢に集まる事になったりした(箱入りは15時)。MMさんは騒ぎ過ぎて本番前に電池切れるし、みんなの確認にならないから、当日リハ来なくていいって言ったのに誰よりも早くスタジオに入っていて笑った。そして、やっぱり本番前(正確には1曲目のイントロ入った後)に電池切れて、目が空ろになって自分の曲なのにグダグダになっていた。流石、天然物は違う。

 相変わらず直前仕上げの東京Ballet 第三期。今回もステージの上で歌詞を作りながら歌うと言うのをやる事になった(苦笑)。まぁ、予想はしていたけれども。

 演奏した曲。
(1)「Quiet Riot」(詞/曲 ナガオカタスク)
(2)「Words」(詞/曲 森山公一)
(3)「恋愛」(詞/曲 森山公一)
(4)「イビキ」(詞/曲 M.M.KING)
(5)「恋はいちごのように」(詞/曲 M.M.KING)

 
 今回、衣装はアリものにすべーと思って、以前さだるのライヴで着た(普段も着てるけど)オレンジ色のプッチ風のワンピにした。歌う曲がバラバラ過ぎて、元気からセクシーまで全イメージ行ける服ってなったら、これかなーと思って選んだんですが……、なんか色んな(酔っぱらった)人たちに胸のことアレコレ言われた。まぁ、ウケたって事にしておこう。ライヴ終わって、スキップのお客さん3人にも「歌、良かったです」わざわざ言いに来てもらえたし成功だったと言える思う。

 見た感じ、フロアに100人くらいいたんだけど、お客さんがみんなニコニコしていてくれて、ステージ上は甘やかせ合うメンバーたちということもあり、「Words」で禁断の歌い直しをしてしまった。その後、MMさんも自分の曲で違うコードから入ったりとかして、やり直しというやりたい放題っぷり(苦笑)。打上げで、MMさんが大好きなイマヤスさんに「どんだけアットホームなん」ってちょっと羨ましげに言われた。珍しく箱に頼んで動画を録ってあるので、後でそのアットホームな雰囲気を確認しよう。

 
 出演者の中で私が、明らかに一番音楽生活比率の低い人間だな、と思った。殆どの人が、骨の髄まで音楽に占有されている。「最初は好きだったけど、今は仕事になってしまったからやってる」なんて事は微塵も感じられない人たちばかりで、ただただ圧倒された。結成20周年を迎えたスキップカウズなんて、ホント、上手さハンパなかったなぁ。そして、40代になっても、初対面の人に「やすのちゃん!」って呼ばれるなんてなぁ、なんて色々しみじみ思った。次の同期の桜(@ブンガジャン)は行こうかな。10/2か(http://bungajan.com/sch.html)。

 15年前、私の初めてのライヴを観て貰おうと、姉貴にチケットを送った。数日すると、便箋3枚に渡って「音楽を本気でやってはいけない」という説教の書かれた手紙と送ったチケットが返送されてきた。言われた通り、って言うか、最初から音楽を仕事にしようなんて思ってないけど、だらだら音楽やってる私を、姉貴はどう思うんだろうなんて思ったりした。案外、私、幸せかもな。

 最後に森山さんに書き下ろしてもらったセクシーがテーマの曲、『Words』の歌詞を。
 

  『Words』
 
乾いたままの私 言葉のしずく
垂らして グラスの口 指を這わせて
求めた 身体じゅう 風穴空けてと
浴びせて 吐息ごと全部
 
もうどうでもいい 闇に怯えた日
耳側だてたなら すぐそこにwords
誰の所でもいい 幕は遠ざかり
胸に手を当てたら ほらそこにwords words

 
※作詞作曲:森山公一