スヰート チョコラボ
藤原靖子情報です(って、ふざけて書いたら、ここを「藤原靖子情報サイト」としてリンクしてる人が居て笑いました。たぶん違います。と言いながら、気が向いたら時々書くかも知れませんが)。
……って事を、本人に話したら、「げ。サイト更新しなきゃね」と苦笑いしてましたので、半年以内には更新されるんじゃないでしょうか。分かりませんが。みんなで時々チェックしましょう。→CHOCOLATE LABORATORY
昨日は、現代美術作家 藤原靖子嬢と美術メン 井上仁行氏の結婚を祝うと言う名の飲み会が、こぢんまりとstudio BIG ARTで開かれました。この日を記念し、横浜港では花火大会が催されたので、ついでに屋上で鑑賞しつつ、飲みつつ、持ち寄った料理(驚くほど健康的なメニューが並んでいて、「みんなもう若くないんだな(苦笑)」的な年月の流れを感じました)をいただきました。
上の画像は、昨日の記念に配られた共作「ミナニサチアレ」。本当に良いコラボ作品です。二人それぞれの味を出しつつ、更に合わさる事によって相乗効果を出してます。素敵。CHOCOLATE LABORATORYがオープンした時に、いただいた記念のチョコレート同様、ジップして我が家の冷凍庫に保存されますよ。本当に嬉しいです。有難う。
花火を見ながら、松村君が持ってきたPIERRE HERME(ピエール・エルメ)のマカロンの話を、合計1時間以上はしてた気がします。話題の中心は、ヨシタケシンスケ君で(はまぞうに彼の本が3冊入っていたから、無意味にひとつ紹介してみよう)、
- 作者: ヨシタケシンスケ
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 39回
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私もマカロンを食べるのは初めてで、確かに外はもっとビスケットに近い固い歯触りを想像していたのだけど、実際は甘食よりも更に柔らかく、中のクリームは想像していたよりも濃厚で、大人のお菓子でした。エルメのものだからなのかも知れないですけど。
そんな感じで、ヨシタケ君はマカロンの事を、さんざん「あの女」とか言って酷くこき下ろして居たのに、「康乃さんには、そういう女性になって欲しいんです」とか訳のワカラン事も言っていました(苦笑)。『マカロンのような女』か……。
花火が始まる前に、リシャールのビューティ番長(と言うあだ名だったと思う。違ったかも)でシャンソニエのべんちゃんが来て、私と松村君に歌のコーラスを頼みました。曲は、「Can You Celebrate? 」。実は、まともに聴いた事が1度くらいしかない曲でかなり焦りました。私はすぐ、自分の歌う所の歌詞をA4の紙に書き写して、私にしか分からない楽譜代わりの記号を書き込みながら唸っているのに、松村君は何もしないのです。「何? 歌詞とか書かないの?」と訊くと、「だって有名な曲じゃない」ですって。べんちゃんも、「昨日思いついたの。取り敢えず、歌詞は覚えてきたけど」って余裕の微笑みです。と言いつつも、ふたりで(松村君は「基本的には康乃さんに任せます」と言って何処かに行ってしまったので、べんちゃんと)こっそりと5〜6回合わせました。
「Can You Celebrate? 」のコーラスは、本当に普通の聖歌隊のようなコーラスなので、前にもっと歌って置いた方が良いと思ったので、靖子ちゃんのリクエストに沿って2曲程、前座でジュモーが歌わせてもらいました。酔っぱらって踊りながら、「圧倒的に踊っていない人が居ない中で、踊るのは不思議な気分だな」と思ってました。
べんちゃんの番になり、中森明菜さんみたいな声で「ふーじー、仁行さん、おめでとう」と静かに言ってから、彼(女)は歌い始めました。心がこもっていて、本当に美しくて良い歌でした。私は、彼女の横顔を見ながら、なんだかとてつもない大きな……、なんだろう、よく分からないけど、きっとそれは“愛”だったんだと思う、そう言う物を感じました。洗われた気がしました。
確かにずっと暑い日が続いていますけど、年中行事である「BIG ARTで花火を見る」が行われてはじめて、「あぁ、夏が来たんだ」と思いました。同時に、なんとなく時とずれている自分も感じた訳ですが……。素敵な夜でした。毎日が、こんな夏の夜だったら良いのに。