やさ(し) いに触れる事

 会社の先輩に、「眉間にプラセンタ(だったかボトックスか)を注射した方がいい」とまで言われる程、酷い顔だった昨日。帰ったら、すぐに寝なくては!と思ってたのだけど、家に近づくにつれ、どうしても、もうどうしてもスープが“作りたくて”堪らなくなった。

 近所の25時迄営業のスーパーへ野菜を見に行く。自分のコンディションかもしれないけど、深夜に見る野菜は元気が無い。結局、シソふりかけと大粒のはちみつ入り紀州南高梅干を買って帰る。

 キッチンに立ち、家にある野菜達を見繕って並べ、鍋に入れる逆順に洗い、あるものは皮を剥き、程良い大きさに切る。

 お腹は全く減って居ないし、誰かがこの料理が出来上がるのを待って居る訳でも無い。ただ純粋に作る事を楽しんで居ると、野菜からのヴァイブレーションを感じる気がした。触れている指先から、優しいオーラが全身を包んでくれてる様な。……あはは、疲れてるなぁ(苦笑)。

 鍋の中へ順に素材を入れ、煮ている間、明日の米を研ぐ。最近の康乃ブレンド米は、貰った白米3合、餅米0.5合、(株)後藤商店の六穀(もち麦、黒米、赤米、こきび、ういろう豆、みどり米)0.3合、黒豆ひとつかみ。これに梅干しでも、結構なご馳走です。私には。白米は外で食べられるけど、私好みのブレンド雑穀米は家でしか食べられないし。

 スープは今朝の朝食。ちょっと食べ過ぎて苦しい。年々、食べられる量が減るなぁ。昔は、夕飯前に食パンを1斤食べ、ご飯を4杯食べて、母親に叱られてたのに。