タロット占い

 私の小学生からの親友は、時々しかやりませんが、やれば物凄い当るとみんなに言われる程、タロット占いが上手いのです。

 昨夜は、彼女の自宅から江戸川区花火大会を眺め(なかなか贅沢な見物の仕方でした)、お喋りをし、深夜になってから占いをして貰いました。

 タロット占いって言うのは、大抵、「過去」「現在」「未来」と言う物をセットで見せて来るものなのですが、出てきた「過去(起因・当面の問題など)」「現在(状況・本心など)」のカードを見て、私達二人は苦笑が止まりませんでした。「捲る必要無かったね」って。相変わらず凄いな、彼女は。

 カードには色々な意味があって、それをどう読み、どう受け取るか、と言うのは、読む人と聞く人に任されているのです。私の「(近い)未来」の位置に出たカード達をどう読むか(読まない)は、私自身だけのものなんでしょう。

 ともかく、生まれてこの方、勘でしか生きて来なかった様な私に、カードは「それでも勘を頼りにしろ」と言って来ている様でした(本当かしらね)。勘、物凄く鈍ってる実感があるんですけど……。

 そんな私は今日、何故かどうしても左手用のピンキーリングが欲しくなり、フラフラとアクセサリー売り場に吸い込まれ、二種類の石の付いた指輪を購入していました。

 自分の頭では、今自分に足りない力というは動的なものだろうなと思っていたのですが、選んだのは静的な物でした。やっぱり何か意味があるのでしょうね。石がその人の所に来る時というのは、その人が必要としている時だと言いますし。そして、後で左手の小指に指輪する意味は、まさしく(というべきか)「願い事をする時に」でした(さっき、調べました)。

 自分のした行動を後で分析するのは(まぁ、私にとってはよくある事ですけど)、それなりに楽しい事ではありますけど、こうあからさまに意味の強い出来事を振り返るのは、あまり楽しい事ではありませんね。

 とにかく、私の自我と無意識の両方から願われているこれが、私に齎されますように。